世界遺産「パフォス」にはどんな歴史があるんだろう？
世界文化遺産「パフォス」(Paphos)の登録基準を解説します！
世界遺産パフォスはなぜ有名？
この世界遺産がどこにあるか知りたい。
世界遺産のざっとした説明
ユネスコサイトを見てみると、パフォスの概要説明があります。
Paphos has been inhabited since the Neolithic period. It was a centre of the cult of Aphrodite and of pre-Hellenic fertility deities. Aphrodite’s legendary birthplace was on this island, where her temple was erected by the Myceneans in the 12th century B.C. The remains of villas, palaces, theatres, fortresses and tombs mean that the site is of exceptional architectural and historic value. The mosaics of Nea Paphos are among the most beautiful in the world.
(Google翻訳)
パフォスは新石器時代から人が住んでいます。 それはアフロディーテとギリシャ以前の出産の神々のカルトの中心地でした。 アフロディーテの伝説的な発祥の地はこの島にあり、彼女の寺院は紀元前12世紀にミケーネ文明によって建てられました。 ヴィラ、宮殿、劇場、要塞、墓の遺跡は、この場所が並外れた建築的および歴史的価値があることを意味します。 ネアパフォスのモザイクは、世界で最も美しいものの1つです。Source: NFUAJ Description is available under license CC-BY-SA IGO 3.0
Wikipediaより, By Vladimer at English Wikipedia, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=17967944
ウィキペディア
パフォスについて次のように説明されています。
ユネスコの世界遺産としてのパフォスは、現在のパフォス市およびその近郊に位置する、新旧両方のパフォスの古代遺跡群を指す。これらが一括して文化遺産「パフォス」として登録された。
出典元：パフォス – Wikipedia
Wikipediaより, By Nikodem Nijaki – Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=32052874
Google Map – パフォス
キプロス島の南西パフォス市およびその近郊に位置する。(経度:32.40556 緯度:34.75833)
キプロスにある文化遺産。新旧両方のパフォスの古代遺跡群、アフロディーテとギリシャ以前の神々の中心地であり、ヴィラ、宮殿、劇場、要塞、墓の遺跡は、この場所が並外れた建築的および歴史的価値があることを示している。
世界遺産への登録
評価された基準が知りたい！
1980年に世界遺産に登録
パフォスは、1980年に文化遺産としてユネスコに登録された。現在、危機遺産には登録されていない。
Wikipediaより, By Anna Anichkova – Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=30407389
世界遺産への登録基準
パフォスは、登録基準(iii)(vi)に基づいて世界文化遺産に登録された。
(iii) ：現存する、あるいは消滅した文化的伝統または文明に関する独特な証拠を伝えるもの。
ユネスコの評価コメント
Criterion (iii): Cyprus was a place of worship of pre-Hellenic fertility deities since the Neolithic period (6th millennium BC). Many of the archaeological remains are of great antiquity; the Temple of Aphrodite itself dates from the 12th century BC, and bears witness to one of the oldest Mycenaean settlements. The mosaics of Nea Paphos are extremely rare and are considered amongst the finest specimens in the world; they cover the Hellenistic period to the Byzantine period. One of the keys to our knowledge of ancient architecture, the architectural remains of the villas, palaces, fortresses, and rock-hewn peristyle tombs of Paphos are of exceptional historical value.
キプロスは、新石器時代（紀元前6千年紀）以来、ギリシャ以前の神々を崇拝する場所。考古学的遺跡の多くは非常に古い。アフロディーテの神殿自体は紀元前12世紀に建てられ、ミケーネ最古の集落の1つとなっている。
(vi)：顕著な普遍的価値を持つ出来事もしくは生きた伝統、または思想、信仰、芸術的・文学的所産と、直接または実質的関連のあるもの。
ユネスコの評価コメント
Criterion (vi): The religious and cultural importance of the cult of Venus, a local fertility goddess of Paphos that became widely recognized and celebrated as a symbol of love and beauty, contributes to the Outstanding Universal Value of this property.
愛と美の象徴として広く認識され、称賛されるようになったパフォスの地元の女神であるヴィーナスの文化的重要性は、この財産の卓越した普遍的価値に貢献している。
ビデオとニュース情報
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パフォスのYouTube関連ビデオ
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夫婦でキプロス移住！【ギリシャ神話遺跡の町】パフォス旅行
パフォス
?? Sept.6th 2021 | Paphos,Cyprus | Lunch time Drive at Kato Paphos | 4K ?
PAPHOS TRAVEL GUIDE2021-キプロスのパフォスでやるべきこと
Paphos to Coral Bay in 4K, September 2021
参照元: YouTube
パフォスの関連ニュース
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キプロスで野良猫急増…ロックダウンで寒空の下 – AFPBB News
参照元: Google News
パフォスがあるキプロスについて
この世界遺産があるキプロスについて教えてください。
キプロスはどんな国？
首都はニコシア。公用語はギリシア語およびトルコ語。
1974年以来南北に分断されており、島の北部はトルコ系住民による北キプロス・トルコ共和国が占めている。南のキプロス共和国は国際連合が国家承認をしている。
キプロスは元来はギリシャ系住民とトルコ系住民の混住する複合民族国家だったが、キプロス島分断後は、事実上ギリシャ系による単一民族国家となっている。
Wikipediaを見てみる
ウィキペディアの冒頭の説明箇所キプロスの抜粋です。
キプロス共和国（キプロスきょうわこく、ギリシア語: Κυπριακή Δημοκρατία、トルコ語: Kıbrıs Cumhuriyeti）、通称キプロスは、トルコの南の東地中海上に位置するキプロス島の大部分を占める共和制国家。首都はニコシア。EU加盟国。公用語はギリシア語およびトルコ語。
出典元：キプロス – Wikipedia
Wikipediaより, sk12 – https://www.flickr.com/photos/67608533@N00/694167720/in/photostream/, CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=11977768による
キプロスの他の世界遺産
キプロスにあるパフォス以外の世界遺産リストは次の通り。
- 文化遺産: Paphos(1980年)
- 文化遺産: Painted Churches in the Troodos Region(1985年)
- 文化遺産: Choirokoitia(1998年)
最後に一言
キプロスのパフォスの世界遺産について良く学べました。キプロスに位置し、1980年に、登録基準(iii)(vi)に基づいて、文化遺産として登録された。西アフリカの教育や文化に影響を与え、また植民地政府の発展を示した顕著な例となったのが評価された。日本との時差は9時間。
新旧両方のパフォスの古代遺跡群、アフロディーテとギリシャ以前の神々の中心地であり、ヴィラ、宮殿、劇場、要塞、墓の遺跡は、この場所が並外れた建築的および歴史的価値があることを示している。
