ドイツ

世界遺産

ドイツ古典主義の原点!ドイツのデッサウ・ヴェルリッツの庭園王国

ドイツのザクセン=アンハルト州に位置し、2000年に、登録基準(ii)(iv)に基づいて、文化遺産として登録された。1764年~1805年に、設計者エルトマンスドルフが多様な建築要素を採り入れた「ドイツ古典主義の原点」といわれる宮殿を含む一大庭園地帯。ドイツおよび大陸ヨーロッパにおける最初にして最大級の英国式庭園である。
2022.09.10
世界遺産

煉瓦造りの外観!ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街

ドイツ港町ハンブルクの中心地、エルベ川に浮かぶ島々にあるシュパイヒャーシュタット地区に位置し、2015年に、登録基準(iv)に基づいて、文化遺産として登録された。19世紀後半から20世紀初頭にかけて急激に増大した国際貿易の影響をうけた顕著な例。20世紀初頭のブリック表現主義様式の大型オフィスビルが立ち並ぶ街並み、初期モダニズムの煉瓦造りの外観と統一された機能性が際だち、20世紀初頭の建築・都市計画の理念が表れている。
2022.08.26
世界遺産

ドイツのクヴェートリンブルク-ロマネスク街道の秘都

ドイツのハルツ山地の北東ザクセン地方に位置し、1994年に、登録基準(iv)に基づいて、文化遺産として登録された。10世紀ごろには東フランク王国時代の首都で、1300棟以上のロマネスク様式の美しい建物ファッハヴェルクハウス(木組みの家)や、グリュンダーツァイト時代(泡沫会社乱立時代)やユーゲントシュティール時代の邸宅が今なお残り、ロマネスク街道の秘都となっている。
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銑鉄生産における重要な技術革新が生れた場所フェルクリンゲン製鉄所

ドイツとフランスとの国境に近いザールブリュッケンの西・フェルクリンゲンに位置し、1994年に、登録基準(ii)(iv)に基づいて、文化遺産として登録された。世界初の近代の産業遺産で、19~20世紀にかけて、西ヨーロッパと北米に鉄を供給した。6ヘクタールにも及ぶ大製鉄所で、銑鉄精錬の全工程を体験できる施設となっている。『工業文化のイコン』あるいは『労働のカテドラル』と称される。
2021.12.29
世界遺産

20世紀の建築と美的思考に革命をもたらしたバウハウス運動の遺産

ドイツに位置し、1996年に、登録基準(ii)(iv)(vi)に基づいて、文化遺産として登録された。1919年から1933年の間に、バウハウス運動は20世紀の建築と美的思考と実践に革命をもたらした。ワイマール、デッサウ、ベルナウのバウハウスの建物は、建築とデザインの抜本的な刷新に向けた古典的モダニズム建築となっている。
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鳥の骨の最古のフルート!ドイツ南部にある洞窟群と氷河期の芸術

ドイツ南部のシュヴァーベンジュラに位置し、2017年に、登録基準(iii)に基づいて、文化遺産として登録された。1860年代から発掘された6つの洞窟からなり、動物の彫刻された置物(洞窟のライオン、マンモス、馬、ウシ科動物を含む)、楽器、個人的な装飾品が出土している。鳥の骨から作ったフルートも、楽器としては最古級と見なされている。
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プロイセンのべルサイユ!ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群

ドイツのポツダムとベルリンに位置し、1990年に、登録基準(i)(ii)(iv)に基づいて、文化遺産として登録された。16世紀末に建てられたシャルロッテンブルグ宮殿、18世紀~19世紀につくられた旧宮殿建造物とその付属庭園(公園)。後期バロック様式の豪壮な宮殿となっており、プロイセンのべ
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ドイツに現存する最古の石橋、旧市庁舎!レーゲンスブルクの旧市街!

ドイツ、バイエルン地方のドナウ河畔に位置に位置し、2006年に、登録基準(ii)(iii)(iv)に基づいて、文化遺産として登録された。古代ローマ時代のカストラ・レギーナ、レーゲン川沿いの要塞。ドナウ川とレーゲン川の合流点に位置する交通の要衝として、特に中世には商業の中心地として発展。ロマネスク様式、ゴシック様式に至るまで、2000年の歴史を示す建造物が佇む。ドイツに現存する最古の石橋、旧市庁舎、大聖堂など11~13世紀の建築物も、中世都市の特色を今に伝えている。
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“風景の王冠”といわれる漆黒の外見が特徴的なヴァルトブルク城

ドイツ中部、チューリンゲン州中西部の都市アイゼナハに位置し、1999年に、登録基準(iii)(vi)に基づいて、文化遺産として登録された。チューリンゲンの山頂に立ち、“風景の王冠”といわれる漆黒の外見が特徴的な、11世紀建立の後期ロマネスク様式の城。城内の邸宅、騎士館は創建当時の様式のままで、19世紀の大改修後も、城内の邸宅、騎士館は創建当時の様式のまま保存されている。外郭には1521~22年にルターが『新約聖書』を翻訳した「ルターの間」がある。
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ハンザ同盟の権力と歴史的役割ドイツのリューベック

ドイツ北部、シュレスヴィッヒ=ホルシュタイン州に位置し、1987年に、登録基準(iv)に基づいて、文化遺産として登録された。旧市街地の入り口のホルステン門は、ユーロ導入以前の旧50ドイツマルク紙幣の図柄にも採用、マルクト広場に面して黒レンガ造りの市庁舎、1251年から1350年にかけて建造されたレンガ造りの建物、トーマス・マンの故郷で記念館がある。運河が周囲に掘り巡らされていて、船での周遊が観光の目玉となっている。
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